新訳:ADB Helperをハックしてみた(devtools-import.js )

この記事は『Firefox OS / B2G OS Advent Calendar 2016』 22日目の記事です。
Firefox OS で、使用されている「ADB Helper」を再度まとめ直してみました。

目次

 

前回、新訳:ADB Helperをハックしてみた(device.js)に引き続き、
adb-helperをハックしていきたいと思います

  1. フォルダ内のファイル構成
  2. devtools-import.js
  3. 予備知識
  4. モジュール構成
  5. 今回のまとめ
  6. 関連記事
  7. 今年のAdvent Calendar
フォルダ内のファイル構成

 

[ 解凍フォルダ内のjsファイル群 ]
windows
mac
linux

install.rdf

main.js

adb.js

adb-client.js

adb-running-checker.js

adb-socket.js

bootstrap.js

scanner.js

device.js
※1
※1
※1

devtools-import.js
※1
※1
※1

devtools-require.js
※1
※1
※1

fastboot.js
※1
※1
※1

subprocess.js
※2
※2
※2

subprocess_worker_win.js
※3
※3
※3

subprocess_worker_unix.js
※4
※4
※4

 
※1 : version 0.7.1 時点では無かったファイル
※2 : version 0.7.1 時点で有ったファイル
※3 : version 0.7.1 時点で有ったファイル、Windows用ファイル
※4 : version 0.7.1 時点で有ったファイル、mac,linux用ファイル

OS毎に使用されるファイルが有る事が確認できます。

devtools-import.js

 
前回に引き続き、devtools-import.js ファイルをハックしていきたいと思います。
 
ご覧の通り、各OSでの差異はありません。

2014.11.06 時点では、このファイルは存在していませんでした。

モジュールは下図の通りです

予備知識

 
Components.utils.import
https://developer.mozilla.org/ja/docs/Components.utils.import

モジュール構成

 
上記予備知識をもとにハックしていきます!

ファイル位置
処理概要

1 ~ 29 行目
  • Cu にchrome ライブラリ読み込み
  • コメント
    Firefox 44 以降のバージョンは、再構成されています。
    以下を参照してください
    https://bugzil.la/912121
  • devtools 用配列変数:PATH_RENAMES を定義します。

30 ~ 35 行目
scopedImport() 関数
  • パス格納用変数:scope を定義します。
  • パス格納用変数:scope を用いてコンポーネントをインポートします。
  • パス格納用変数:scope を返します。

37 ~ 55 行目
devtoolsImport() 関数
  • scopedImport() 関数を実行します。
  • 例外発生時は以下の処理を行います。
    • コメント
      Firefox 43 以前のバージョンは、リネームされています。
    • PATH_RENAMES の配列分繰り返します。
    • 引数:path と一致しない場合、処理を継続します。
    • 上記以外場合、リネームし、scopedImport() 関数を実行します。

今回のまとめ

 
今回は、devtools モジュールをインポートした時の処理をハックしました。

次回は、devtools-require.js をハックする予定です。

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